俳句「稲穂会」

◆「俳句稲穂会」令和4年8月17日御殿山コミセンで開催

    ○八月の病院しづかに混みあひぬ      さはる(栗間早春)つよし
      *どこの病院も「蜜」なのに黙

 ○社務所なき社にひょいと草の花      麟太(川崎大八)
      *茅場町の神社に毎日参詣

 ○水もらい喜々と回れる釣忍        毅(市川毅)   
      *ツリシノブの五感が大好き

 ○繰り返すダッシュ残暑の競技場     宏治(池田宏治) 
      *青年
   
 ○薬効のありと卒寿の温め酒        秋雲(川島隆慶)
      *桃源郷に遊ぶ

 ○しみじみと凡庸語る温め酒         英至(中島秀至)
      *何が自分らしいのか

 ○草の罠潜んでゐそう草の花         幸子(中村幸子) 
      *子供の頃の思い出

 ○無言館情念の画布草の花         正風( 星田正)
      *戦没学徒(画学生)の生命への希求