早稲田界隈ぶらり散策[名物蕎麦屋 三朝庵]

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早稲田界隈ぶらり散策[名物蕎麦屋 三朝庵]

早稲田界隈ぶらり散策[名物蕎麦屋 三朝庵]
かたおか とうり           
片岡 冬里(1970・理工)           2015.10.10.掲載

 2015年10月3日(土)、久しぶりの秋晴れの中、朝の11:00より大隈会館にて、とある早稲田の集りの総会があり、格調の高い講演と和やかな懇親会を過ごした後、ほろ酔い気分で懐かしい界隈を散策、ふと最近シャッターを閉めていることが多い名物蕎麦屋[三朝庵]へ行ってみよう!、ということとなった。
 久しぶりで、営業中の店に入り、ビールを飲み初めたところ、恰幅の良い高齢の女性に接待頂き、話はじめたところなんと四代目三朝庵女将!、と言う。
 早稲田界隈の変遷、大学との深い関わり、学生や教授たちの裏話、三朝庵の名前の由来、などを絡めた蕎麦屋の歴史を極めて詳しく語り出したのには、一堂感激、一気に盛上った。
 早稲田通を誰もが認める諸江先輩を捕まえて、"あんた、結構詳しいね!"と豪語する。
嫁いで来て姑に仕え、一生かけて三朝庵を守り抜いてきた女将、主人は遊び人、ある日銭湯へ行く、と言って手拭いと盥を持って出かけ、そのまま二年間帰らず、丁度二年後に、出かけた時とおなじ姿で帰宅した主人に、何も聞かずに、"お帰りなさい!"と言ったと言う。
 いくらなんでも、妾宅で過ごしていたことは明らか!、顔色変えずとも、心の中は般若、では?!、との質問に、女遊びは男の甲斐性、嫁いだからには家、商売が大切、姑に鍛えられ、それを嫁に伝えて行くのに必死で頑張ってきた、嫉妬など感じた事もない!、と真顔で言う。
迫力ある実話の数々に圧倒された。
 最近の学生は、蕎麦屋などには来てくれない!、専らコンビニだ、来店するのは、昔を懐かしむOBばかり、15:30に、もう今日は閉店!、と言う。
 酔いも廻って、更に気分良く、次の飲み会へ向かったが、楽しかった反面、一抹の寂しさを感じた次第。

参加者(敬称略)
田坂、諸江、片岡、鴛海(立川)、太田(小田原)